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自分を「怠け者」と感じているあなたへ

なぜ私はこんなこともできないんだろう…?

あなたは自分のことを、すべきことができない「怠け者」だと悩んでいますか

じつはHSPの多くの方が、自分のことを「だらしない」と感じておられます。

そして自分が「怠け者」であると深く悩んでいらっしゃるのです。

たとえば・・・、

片付けができず、部屋が散らかってしまう…
流しに置きっぱなしの食器を見て見ぬふりをしてしまう…
ダイレクトメールが山済みになってしまう…
やらなければならないことがたくさんあるのに、ほんの少ししかできず、繰り越しでたまっていってしまう…
他の人が当たり前にできる、大したことのないことを煩わしく感じてしまう自分が情けない…

なぜわたしはこんなにも「怠け者」なんだろう…。

そんなふうに、思うように動けず、自分を「怠け者」と責めている方がたくさんいらっしゃるのです。

あなたは本物の「怠け者」?

もし、あなたが同じように自分を「怠け者」と責めておられるなら。

私はあなたに、ある「事実」を伝えなければなりません。

その「事実」を知って。あなたはとまどうかもしれません。

驚かれるかもしれません。

そして「とても受け入れられない!」と感じるかもしれません。

それでも私は、あえてこの「事実」をあなたにお伝えします。

その「事実」とは。

あなたは「怠け者」ではなく「頑張り屋さん」であるという事実

決して書き間違いではありません。

それだけの「疲れ」を抱えて疲労困憊しながら、

毎日のやるべきことに立ち向かってきたあなたは、怠け者などではありません。

自分は「怠け者」だから仕方ないとあきらめることなく、

なんとか体を動かそうと努力するあなたは頑張り屋さん。

自分を「怠け者」と責めていることを、だれにも理解されず、

それでもたった一人で人生を投げ出さずに生きてきたあなたは、まちがいなく頑張り屋さん。

そう、あなたはやるべきことから逃げ出さず、戦い続けてきた「頑張り屋さん」なのです

そのあなたが頑張り屋さんでないのであれば、いったいどこのだれが頑張っているというのでしょう?

これは「励まし」ではありません。

また、その辺でよく耳にするような「ポジティブ思考」でもありません。

あなたが「頑張り屋さん」であるということ。

これは「事実」です。

シンプルな「事実」なのです。

今あなたの目の前にスマホの画面があるように、たんなる「事実」なのです。

怠け者と感じているからこそあなたは頑張り屋さん

といっても、なかなかその「事実」をすんなりとは受け入れられないですよね。

そして、

じっさいに怠け者だから、私は片付けができないんです
目の前にあるものを動かすのも面倒だと思ってしまうほどだらしないんです

とおっしゃるかもしれません。

当然のことだと思います。

やるべきことがたくさんあるのに、体を動かすことができず、

自分を「怠け者」と責めながら生きてきた私は、

その気持ちが身に染みてわかるつもりです。

そこで、あなたに質問させていただいてもよろしいでしょうか?

あなたの友人同士の登山グループに小学生が参加したとします。

もちろん小学生以外はみな大人です。

そんなグループで山に登り始めました。

一生懸命大人についてきていた小学生でしたが、

しばらく歩いたところで疲れてしまい、休憩をとりました。

その小学生の姿をみてあなたは

こんなにすぐに疲れてしまうなんてだらしない

休憩したいなんて怠けているのか!

などとバカにしたりするでしょうか。

おそらくそんなひどいことは言わないはずです。

体格や体力の差があるのに大人と登山をするその一生懸命な姿に心打たれ

頑張り屋さんだなと応援したくなるのではないでしょうか。

決して「怠け者」などとののしるような「ひどいこと」はしないはずです。

同じように考えてみると

あなたがあなた自身を「怠け者」と言うことは、

まさにその「ひどいこと」を自分自身にしていることに他ならないのです。

だいいち、本当の怠け者というのは自分のことを「怠け者」などと、これっぽっちも思っていません。

つまり、「怠け者」と自分のことを思いながらも、何とかしたいと

その現実と戦い続けているあなたは「頑張り屋さん」なのだということ

これはまぎれもない「事実」なのです。

普通の人になろうと頑張ることをやめる

それでもあなたは

一生懸命な小学生と私は違う

私の場合は根性がたりないんです

とおっしゃるかもしれません。

たしかに、あなたの疲れは、

みんなから「つらいよね、いろいろできなくて当然だよ」と共感されるものではないかもしれません。

私自身も疲れてやるべきことができず、

周りにばかにされたように感じては落ち込み、

もがきながら生活していたことがあります。

だから、私なりにわかるつもりです。

あなたのその疲れは周囲の人になかなか共感してもらうのが難しいということを。

HSP は情報を多くキャッチしそれを深く処理する性質があります。

それゆえHSPの手がけた仕事は丁寧で正確と言われています。

しかし細やかな気配りに神経を酷使するため、神経系への負担が大きく、

疲れやすいという性質があります。

つまり、エネルギーが切れるのが早いのです。

HSPでない人と同じだけのタスクをこなそうとすると、

どうしてもHSPの方が先に電池切れになってしまうということ。

ですから、一日のなかでこなせる作業の量は一般の人たちとHSPでは違ってきます。

会社で一般の人たちと同じ仕事をこなすだけで、

HSPのエネルギーはほぼ枯渇にちかい状態となってしまいます。

にもかかわらず、家に帰ってからも一般の人たちだったら「普通」にこなせるだろう家事を、

なけなしの体力を振り絞って少しでもやろうと努力しています。

しかしここでいう「普通」とは多数派の人々、

つまりHSPでない人たちの「普通」であるということに注意しなければなりません

おそらくあなたの中には深く多数派の人たちの「普通の基準」が染み込んでいると思われます。

それは多数派からはずれることを良しとしない教育を、

家庭でも学校でもずっと受けてきたからです。

多数派から外れる者、

つまり少数派は、非常識でダメなやつだという価値観のなかで生きてきました。

少数派になることを恐れて生きてきたのです

「普通」のことができないということはつまり多数派からはずれ、

「非常識でダメなやつ」だという烙印をおされるということ。

そのためあなたは「非常識なダメなやつ」と思われないように、

個性を大切にするという時代に変わった現代でもなお、

「普通の人」になろうともがき続けているのです。

でもそれはうまくいきません。

HSPというあなたの繊細さが邪魔をするのです。

多くの人がしている「普通」のことを疲れてしまってできません。

だからあなたは自分を「ダメな人間」と思い込み、

自らを「怠け者」とののしってしまうのです。

さらにあなたの疲れを理解できない多数派の人たちは

「たいした手間でもないのに、そんなこともできないの?」

などとバカにしてきたりします。

そのためあなたは自分を「怠け者」なんだと深く確信しています。

そうして自分を「怠け者」とすっかり信じ込み、

汚い言葉で自分自身をののしり続けたあなたは深く傷ついています。

傷ついたあなたは人の言葉をそのまま素直に受け取ることができなくなっているかもしれません。

同僚の

ケーキつくってみたんだよね

というありふれたなんてことのない発言も

やらなきゃいけないことがたまってるダメな私とは大違いだな

と落ち込んだり。

すごく丁寧な仕事をするね

と褒められても

私の仕事が遅いってことかな、
サボってるって疑われて思るのかな、怠け者と思われたらどうしよう

などと変な勘ぐりをしてしまったり。

お皿洗っておいたよ

というパートナーからの報告に
ありがとうではなく

怠け者の私へのあてつけかしら

といらついてしまったり。

すべてを自分を否定する意味に置き換えてとらえ、

自分を傷つけ、さらに自らを追い込んでいってしまいます。

それは不安と緊張を強いられる毎日。

本当につらい状況が続いていることと思います。

にもかかわらず、疲れ、傷つき、自分を責め続ける、そんな毎日でも、

投げ出さずに、なんとか生き抜いて来たあなた。

そんなあなたは本当に頑張り屋さんです。

頑張りすぎなくらいです。

ですからそろそろその疲れからあなた自身を解放してあげてはどうでしょうか。

あなたは繊細な感覚を持って生まれたHSP。

そう少数派なのです

普通の人のとは違います

物事を丁寧かつ正確にこなすことは得意ですが、

神経が疲れやすいという性質があり、

たくさんのタスクを一気にこなすことは苦手です。

普通の人と同じ量のタスクをこなすことはできないのです。

普通の人と違う性質を持って生まれてきたのですから

普通の人になろうと頑張ることは

自分自身のためにもうやめましょう。

頑張りどころはそこではありません。

まずはあなたが傷つき、疲れていることに気づいてください。

そして疲れやすいあなたの性質に見合ったペースを知ることや、

自分を無理させない工夫にこそ、あなたの頑張りを使ってください。

自分のペースを知る

疲れは目に見えません。

あなたに他人の疲労度がわからないように、

他人はあなたがどのくらい疲れているか正確に知ることはできません。

あなたの疲れがわかるのはあなただけ

HSPのあなたが「普通」を目指して無理を重ね、自分に負担をかけ続けると、

いつしか急に身体や心が緊急停止して、動けなくなってしまうことになるでしょう。

それは自分を守るため、生来わたしたちに備わっているセーフティシステムが、

あなたを守るため身体や心をシャットダウンさせたサイン。

  • できていないことが増えてきたことにイラつき、家族につらくあたってしまう。
  • 自分の不甲斐なさを強く感じ虚しい。
  • あれこれやらなければならないことが次々に浮かび焦燥感かつのり、息苦しく感じる

これらはあなた自身からあなたにむけて発せられている警告信号

他の誰の耳にも聞こえない音なき警告信号。

それに気付けるのはあなたしかいません。

それ以上は無理をしないでください。

緊急停止してしまう前に

今すぐ「普通」を目指すのをやめ

休息をしてエネルギーの回復をはかってください

疲れ切ったあなたがまず頑張ってしなければならない唯一のことです

したほうがいいではありません。

しなければならないことです。

そしてしばらく休んでエネルギーが満ちたら、

今度はあなたに合ったペースをつかみ、

あなたらしい人生に舵を切っていくといいでしょう

それは決して簡単な道ではありません。

「普通」になろうと無理を続けてきたあなたはそれが習慣になっていて、

なかなか自分のペースで歩んで行くことができないでしょう。

すぐに「普通」を目指して進んでしまいます。

しかし「普通」やめると決めたあなたは、

進む方向を間違っていることに気づけるはず。

それならば気がついた時に何度も軌道修正すればいいだけのことです。

時間はかかるかもしれません。

それでもここまで読み進めて下さった

問題に向き合う真剣さと、

苦しみの中ずっと頑張り続けた、ひたむきさをもったあなたなら、必ず成し遂げられると信じています。

あなたのペースであなたらしく穏やかに人生を歩める日を手に入れることが

あなたらしさを見つける

あなたはHSP。

豊かな感受性を持っています。

そのせいで、いままでとても苦しい日々を送ってきました。

しかし「普通」を目指すことをやめて

充分に休息をとり、エネルギーをチャージし

自分に合ったペースをつかむことができたら、

あなたの中にゆとりが生まれます

そうしたら今度は

持ち前の感受性を自然に自分の内側に向けることができるようになります。

あなたの内側の世界への探求が始まるのです。

きっとあなたは今まで知らなかった自分を発見していくことになるでしょう。

思ってもみなかった苦手なこと、得意なこと、嫌いな物、好きな物。

いろいろな驚くべき発見があなたを待っています。

豊かな内的世界を持つといわれるHSP。

あなたの内側にはどんな世界があるのでしょうか。

あなたが自分の内側を知ることは、「自分らしさ」を知るということ

そこで発見するのは豊かな創造力や人にそっと寄り添える優しさなどの能力かもしれません。

そしてあなたは、いずれその「自分らしさ」を社会に活かす方法をきっと見いだしていくことでしょう。

あなたらしさを発見し、

あなたらしく生きる道をみつける。

それこそがあなたが人生をかけて頑張るべき課題なのではないでしょうか。